短期記憶を長期記憶に変える!スペーシング効果【心理学】

短期記憶を長期記憶に変えるって文面を見るだけで、なんだか難しそうですよね。

ですが、いつもやってる勉強法をちょっと変えるだけで簡単に短期記憶を長期きおくに変換することができます。それがスペーシング効果です。

スペーシング効果とは


スペーシング効果とは、学習や記憶において、情報を短期記憶から長期記憶に移す際に、学習イベントと学習イベントの間に一定の時間的な間隔を空けることで、記憶の定着や強化が促進される現象のことを指します。つまり、一度に多くの情報を詰め込んで勉強するよりも、同じ情報を複数のセッションに分けて勉強することが記憶の定着につながるということです。

スペーシング効果を使った勉強法


分割練習法


学習内容を複数のセッションに分割して練習する方法です。例えば、英単語を100語覚えるとすると、1回目のセッションでは20語、2回目のセッションでは30語、3回目のセッションでは50語を覚えるようにします。このように学習量を段階的に増やすことで、スペーシング効果を利用して記憶の定着を促進することができます。


ブロック練習法と交互練習法の比較


ブロック練習法とは、同じ種類の問題を連続して解く方法であり、交互練習法とは、複数の種類の問題を交互に解く方法です。スペーシング効果を利用するためには、交互練習法の方が効果的であるとされています。例えば、英単語と英文法の練習をする場合、英単語を10問、英文法を10問解くのではなく、英単語5問、英文法5問、英単語5問、英文法5問のように交互に問題を解くことがスペーシング効果を促進するとされています。


フラッシュカード


フラッシュカードを使用する場合、1回目にカードをめくって問題を見て答えを考え、2回目にカードをめくって答えを見て正誤を確認するという方法を、複数回繰り返すことで、スペーシング効果を利用した効果的な学習ができます。例えば、1日目に10枚のフラッシュカードを使用して学習を行い、2日目に同じ10枚のフラッシュカードを使用して学習を行うといった具合に、一定の時間的な間隔を空けて学習を繰り返すことで、記憶の定着が促進されます。


クイズ


クイズ形式の学習は、スペーシング効果を利用するのに最適な方法です。クイズを作成して、複数回に分けて解いていくことで、学習内容を定着させることができます。また、自分で問題を作成して解いていくことで、自分で考えることによって記憶が定着しやすくなるという効果もあります。


自己テスト


自己テストも、スペーシング効果を利用するのに有効な方法です。学習した内容を自分で書き出して、ある程度の時間を置いてから再度自分で解くことで、記憶の定着を促進することができます。また、自己テストを行うことで、どこまで理解できているかを把握することができ、不足している部分を補うことができます。

スペーシング効果を活用する


以上が、スペーシング効果を利用した勉強法の例です。スペーシング効果を利用することで、記憶の定着や強化が促進されるため、効果的な学習が可能となります。