理解度が爆上がり!ファインマン・テクニックとは

みなさん勉強しているとき、自分が勉強をちゃんと理解できているかという確認をしたことがありますか?なんとなく分かった気になってませんか?今回は理解度を上げる勉強方法ファインマン・テクニックについてご紹介します。

そもそも理解するってどういうこと?


「理解する」とは、ある対象や概念に対して十分な洞察や知識を得、それを説明・適用できる状態を指します。理解は主観的であり、単に情報を覚えているだけではなく、その情報に意味を与え、関連づけ、独自の視点やコンセプトと結びつけることを含みます。

概念の把握: 対象や概念の基本的なアイディアや原則を把握していること。単なる表面的な覚えではなく、その対象が何であるか、どのように機能するかを理解していること。

関連づけ: 新しい情報を既存の知識と結びつけ、それがどのように関連しているかを把握していること。関連性を見つけ、異なる概念をつなぎ合わせることで、より広範で深い理解が生まれます。

応用: 知識や概念を実際の状況や問題に適用できる能力。理論的な理解だけでなく、実践的な状況でその知識を利用できることが理解の一部です。

説明: 理解した内容を他者に説明できること。複雑なアイディアをわかりやすく伝え、他者が理解できるようにすることが、深い理解の証となります。

適切な判断: 状況や問題に対して適切な判断を下す能力。理解があることで、情報を評価し、問題を解決する上でより良い判断を行えるようになります。

この「理解する」を利用した勉強方法があります。それはファインマン・テクニックです。

ファインマン・テクニックとは


リチャード・ファインマンは物理学の分野でノーベル賞を受賞した著名な科学者でしたが、彼の学びのアプローチは一般的な分野にも適用できるものでした。ファインマン・テクニックは、複雑なトピックを他者に教えることで理解を深める学習法です。

ファインマン氏は、1965年にノーベル物理学賞を獲得し、量子電磁力学などの専門分野で卓越した業績を残した科学者です。自身の自伝である『冗談じゃないよ、ファインマンさん』において、「事柄の本質的なメカニズムを理解することが肝要であり、知識を単なる暗記に頼るのではない」と語っています。

◆ファインマン・テクニック

学びたい概念(言葉)をひとつ選ぶ

それについて知っていることを、人に教えるようなつもりで書き出す(子供に説明書を作る感じで、簡単な言葉選び)

テキストなどで調べ、新しく得た知識を書き足す

曖昧な箇所があれば、さらに学んで書き直す

ポイントは小さい子供にもわかるように説明していくこと。人に教えるつもりというところがとても大事です。

自分だとこんな感じで分かるでしょーって感じに投げやりになって分かったつもりになってしまうので、人に理解してもらうにはどのような言葉選びをすればいいのかを考えることで理解力が上がります。

ファイインマン・テクニックは誰かに教えることができない状況に誰かに教えるつもりで説明書を作るつもりで行うというのが特徴なので、もし、グループワークなど複数で勉強してる場合は実際に教え合う方が相手の反応を見て、相手が理解できていなければまた試行錯誤する必要があり、それが理解度を上げることに繋がります。もし人がいる場合は教え合いの実践をした方がより良いかと思います。また教える行為は、自分の知識を復習し整理する作業となります。この復習効果が、知識の定着と理解度を上げます。

他者に教えることが深い理解をもたらすのは、知識を整理し、明確に表現し、相手のフィードバックを通じて不足部分を発見するなど、学習効果を増幅させる様々なメカニズムが働くためです。